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ニカシオSEのブリーディング作業

息子の通学用ニカシオSEに先日付けたシマノMT200の油圧ディスクブレーキの油圧ホースが長過ぎたので、Amazonでブリーディング用のキットを頼んで昨日最後のパーツが届いたので今日作業をしました。

先ずはフロントからはじめます。

オイルを抜くためにキャリパーにホースとキャッチタンクを取り付けます。

この状態でブリードスクリューを3mmのアーレンキーを使い緩め、次にレバー側のブリードスクリューを緩めてレバーをニギニギしたらオイルがキャッチタンクに落ちてきます。

全て抜けたら緩めたブリードスクリューを一度締めます。

どれだけオイルが入っていたか確認しました。

思っていたよりも少なかったです。

キャッチタンクにオイルが落ちてこなくなったらレバー側のホースを8mmのスパナを使って外します。

カットする長さを決めたら購入した油圧ホースカットとインサートの圧入ができる工具を使い油圧ホースをカットしました。

簡単にそして綺麗にカットすることができました。

次にカットした油圧ホースの先にインサートを圧入します。

左に見えているネジを締めて油圧ホースを固定、画像では見えていませんが上のネジを締めたらインサートが圧入されます。

無事インサートを圧入できたらレバーに固定します。

その際にオリーブとコネクティングボルトにグリスを塗布して滑りをよくしておきます。

後、今回は油圧ホースの取替じゃないのでカバーとかは忘れなかったですが、油圧ホースを取替えるときにカバーを先に入れるのを忘れないようにしてください。

ここから新しいオイルを入れていきます。

レバーにじょうごをセットします。

シマノではこの後、キャリパー側からシリンジを使ってオイルをじょうごにオイルが出るまでゆっくりと入れていくんですが、私はじょうごにオイルを入れてキャリパーに送る方法で作業をしました。

じょうごにオイルを半分ほど入れたらキャリパーのブリードスクリューを緩めたら、気泡と一緒にキャッチタンクにオイルが流れてくるのを確認します。

キャッチタンクまでオイルが落ちてきたら一旦ブリードスクリューわ締めてレバーを10回ほどニギニギしたらレバーを握ったままブリードスクリューを一瞬緩めて直ぐに締めます。

そうすると気泡とオイルが流れてきます。

この工程を気泡が出なくなるまで繰り返します。

キャリパー側の気泡が出なくなったらブリードスクリューを締めます。

その後、油圧ホースとレバーのタンク内に残った気泡を取り除いたら作業完了です。

じょうごに栓をしてレバーから外してブリードスクリューを締めたらフロントのブリーディング作業は終了です。

リヤも同じ作業して今日の全ての作業が終了しました。

この後、ついでにフレームとチェーン、スプロケを綺麗にして試走してきました。

初めてにしてはよくできたと思います。

ブレーキは命に関わる部分なのでエア抜きは時間をかけて作業しました。

やる前は難しそうだと思っていましたが、実際にやってみると意外に簡単にできるのが分かりました。

これで機械式だけじゃなく油圧のメンテナンスも自分でできるようになりました。

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